2日目行程表 ↓
朝飯
  
3大ピラミッド
  
スフィンクス
  
ラクダ乗り
  
昼飯
  
赤のピラミッド(ダフシュール)
  
野外博物館(メンフィス)
  
階段ピラミッド(サッカーラ)
  
夜飯
  
ピラミッド音と光のショー
  
3日目へ
-----階段ピラミッド----------------------------------------------
メンフィスの野外博物館からバスで走る事約20分。
最古のピラミッドとして有名なジォセル王(ジョセル又はジェセルと表記される事もある)の階段ピラミッドがあるサッカーラにやってきた。(これまたサッカラといわれる事もある)
今日はピラミット三昧の一日だが、不思議と何個見ても飽きる事は無い。飽きるどころか、むしろこのジォセル王の階段ピラミッドには、斬新ささえ感じてしまう。
しかし、斬新というのは大きな間違えで、前記したとおりこの階段ピラミッドは最古のピラミットであり、それはピラミッドが最終的に三角形になる上で欠かせない役割をはたしているのである。
階段ピラミッドの入場券
ジォセル王の階段ピラミッド
ガイドさんの説明によると、このピラミッドが建造されるまでの古代エジプト人のお墓は日干し煉瓦を台形の形に積み上げたマスタバ墳よばれる物が主流であったらしい。しかし、このジォセル王の家臣であった建築家イムホテプは、今までの王とは違う墓を作れば王が喜ぶだろうと、まず巨大なマスタバ墓を作ったそうだ。
しかしそれだけでは物足りず、そのマスタバ墓の上にさらにマスタバ墓をつくり、2重のマスタバ墓を完成させた。でも、もう1段重ねればもっと王が喜ぶと思いさらにその上に重ねた。そして、さらにもう一段重ねればもっと・・・
と、かれこれ6回ほど繰り返しこの階段ピラミッドを作り上げたそうだ。
とても単純な話だが、この階段ピラミッドは建造当初かなり斬新なものだったに違いない。(最初に感じた斬新さはこれだったのか!?)
また、この階段ピラミッドの周囲は日干し煉瓦で作られた城壁でかこまれており、その中にはピラミッド以外にも建築物が建てられ、ピラミッドを中心としたそれら全ての建築物を合わせピラミッドコンプレックス(複合建築)とよばれている。
いまさらだけど、旅行記なのに古代エジプト学的説明が多い・・・
もう少し感想を書けよと自分でも思うのだが、いざ感想は?と聞かれると、
「暑かった・・・」とか、「砂がさらさらしていた・・・」とか、「大きな穴があった・・・」、「城壁に登った・・・」
となってしまい感想と言える感想はあまりなく、ただ乾燥だけになってしまうのである。
だからしかたなく、がんばってエジプト学でページの隙間を埋めている訳である。

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