| 
 | 
| 
 
-----メムノンの巨像--------------------------------------------- 
 | 
 
 
ラムセス3世葬祭殿から帰る途中、ナイル川方向に向かったバスはメムノンの巨像と呼ばれる2体の巨像の所へ立ち寄った。 
周りにはナイル川から水を引いて耕作している畑が広がり、それ以外には何も無い所に2体の巨像が安置されている。 
今まで見てきた遺跡では塔門の前などに巨像が安置されていたのに、メムノンの巨像の周りには遺跡らしき物がまったく見当たらない。 
ガイドの話を聞く所によると、メムノンの巨像と呼ばれるこれら2体の巨像はアメンホテプ3世の物らしく、以前は巨像の後ろにアメンホテプ3世の葬祭殿が建っていたそうだ。 
しかし、後の人達が石材を得るために神殿を壊してしまったとか。 | 
 | 
 
 
| 
 | 
そんな訳で今は畑の真中にぽつんと巨像だけが取り残されているそうだ。 
ちなみにメムノンの巨像の周りにある畑はさとうきび畑。 
甘い物が大好きなエジプト人はさとうきびの栽培を盛んに行っているらしく、ここルクソールのナイル川西岸の川岸近くはほとんどさとうきび畑であった。 
土地は違えど同じさとうきび畑。思わず「ざわわ♪ざわわ♪」と歌いたくなってしまうほど我てが大好きな沖縄の風景とそっくりなのである。 
ただ1つ、背後に見える荒涼とした岩山さえなければ・・・ | 
 
 
 
 |