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by murubushi.com
YS11
JTAの名機YS11で日本最西端与那国島へ遊覧飛行!
現在地:YS11機内 >>>> 目的地:与那国島
石垣空港離陸
軽快なブロペラ音を響かせ、石垣空港の短い滑走路を飛び立ったYS11は、すぐに石垣港上空にさしかかった。眼下にはエメラルドグリーンに輝く石垣の海に竹富島、小浜島、黒島、西表島の島々が浮かび、離島桟橋にはひっきりなしに離島と石垣を結ぶ船が行き交う。奥にに見える橋は石垣港のシンボル「サザンゲートブリッジ」だ。
西表島上空
まもなくして搭乗機が水平飛行に入ると、機窓からは広大なジャングルを抱えた西表島の自然を眼下一杯に見ることが出来た。沖には二隻の高速船(たぶん船浦港を出た安栄観光と八重山観光フェリーだろう)が狭い石垣の水路をめぐり熾烈な競い合いをしている。何故か高速船はいつも他社と同じような時間に出航して、沖で熾烈な戦いを繰り広げている。
YS11コクピット
1973年から沖縄の空にやってきた搭乗機JA8794のコクピット。1999年のラストフライトで最後の一機として与那国島に飛行した。老朽化や衝突安全装置が無いという理由で与那国空港のジェット化に伴い沖縄の空から姿を消したYS11だが、1200mの滑走路でも離発着可能な運動性能は、長い間沖縄の離島線の足としてたくさんの人に貢献してきた。引退後はカナダで余生を送る。
YS11機内
左右2列づつで、64人乗りのYS11の客室は、まさに空飛ぶバスの様な感じだ。YS11はジェット機の半分位の速度で飛ぶので、風を切って進むとのではなく風ぜにのって進む。「キーン」というロールスロイス製のエンジン音と「ブーン」と空気を切るプロペラ音とが混ざり合い一度聞くと忘れない音を奏でる。天井にある丸い客室灯がとても味わい深い。
与那国アプローチ
しばらく洋上飛行をした後、搭乗機は東崎から与那国島に接近し、島の南側を半周して日本最西端の碑がある西崎沖を飛行した。写真は西側から見た与那国島の全景。つまりは日本を一番西から見た構図という訳だ。日本最西端の地をさらに西から見るなんとも不思議な気分である。黒潮が流れる島の周りの海は濃紺で、強い日差しを受けてキラキラと輝く。
与那国空港着陸
やはり「どなん」と言われるだけありこんなに天気が良いのに着陸中の機体は凄い揺れた。そして与那国空港の滑走路に着陸した瞬間、超急ブレーキをかけたYS11は1200mを走り切って滑走路の端で何とか止まり、向きを変えて駐機場に機体を休めた。過酷な与那国線に就航するYS11のプロペラにはあの有名なゼロ戦と同じ素材が使われているらしい。誇り高き国産旅客機なのだ。
東京から実に2030キロついに日本最西端の地与那国島に到着しました。島に着いたらまずは日本最西端の碑に向かいましょう。一般人の行くことの出来る日本の東西南北端で正真正銘の端っこは、与那国島西崎のみなのです。
※運賃・時刻等のデータはページ作成時のものです。
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